小川山のおすすめワイドクラック


こんにちは!川上店スタッフの北平です。
 
僕が小川山で登ったおすすめのワイドクラックを紹介したいと思います。
この順番で登ればワイドクラックの旬を感じること間違いなし!
 
1. ノーリターン左の無名ワイド5.8(仏岩)
 
仏岩には小川山3大クラックの1つ「バナナクラック5.11d」と悪名高い「ノーリターン5.10c」の
2本しかルートが無いと思われているかもしれませんが実はもう1本ワイドクラックがあります。
出だしから奮闘的なムーブをこなし、スクイズチムニーからチムニーへと変化する正統派のワイドクラックが味わえます。
 
 
2. エビフライ5.9(4峰)
 
見た目はちょっと威圧的でルーフを越えた後のスクイズチムニーが核心ですが
クラック以外にもスタンス豊富なので安心して下さい。
 
 
3. ネイキッドクラック5.10a(お姫様岩)
 
ホールドやスタンスが豊富なので全てレイバックでも登れるが敢えて体を入れて
アームバーやヒール&トゥを駆使して登ると更に充実感得られるでしょう。
 
 
4. オオルリ5.10a(バードウオッチエリア)
 
出だしから最初のダイクに立ちこむまでが核心です。
こぶしの小さいクライマーにはグレードよりも難しく感じるワイドクラックだと思います。
 
 
5. 陽の当たる場所5.10a(お殿様岩)
 
狭いトンネルを超えて振り返ると素晴らしいワイドクラックが目に飛び込んできます。
下開きのチムニーから始まり徐々に狭くなるあたりが核心です。
そこを超えるとプロテクションの取れないチムニーがダメ押しで現れますが背中と足を
しっかり突っ張れば落ちないので頑張って下さい。
 
 
6. 予期せぬプレゼント5.10a(お殿様岩)
 
小川山のみならず日本で一番有名なワイドクラックだと思います。
クラックが右上する箇所が核心ですがそれまでのオフウィズスも中々悪いです。
最後のフィンガークラックも悪いので油断しないように!
 
 
7. 完全なる酒乱5.10b(砦岩前衛壁)
 
被った出だしを超えるとスクイズチムニーからオフウィズスと素晴らしい隙間が出迎えてくれます。
このワイドクラックを楽しむことが出来る方はかなりのワイド好きですね。
 
 
8. ばんざいジャム5.10c(砦岩前衛壁)
 
フレアした悪いハンドクラックをフットジャムとヒール&トゥで丁寧に決めて少しずつ進んでいきましょう。
中間部から核心が始まり抜けと最後のフェースも悪いです。
 
 
9. はさみ虫5.10c(砦岩前衛壁)
 
ばんざいジャム5.10cと同じグレードで発表されていますが個人的にははさみ虫の方が若干悪く感じます。
手のジャミングやプロテクションはクラックの奥に決まりますがクラックがフレアしている為、
下半身をしっかりスタックさせてヒール&トゥをきめれば楽に上がっていけるでしょう。
 
 
10. Heavenly-bodies 5.10c(唐沢の滝 太陽の塔)
 
第一回ジャパンカップのルートになった「パズル5.11a」を登り、そこから右に少し登った先に現れる素晴らしきワイドクラック。
個人的には予期せぬプレゼント・完全なる酒乱と並ぶ小川山3大ワイドクラックと呼びたいです。
ハンドサイズから始まり徐々に広がっていくサイズに奮闘すること間違いなし!
 
 
11. ワイド百貨店5.12a(マラ岩周辺 オーバーヒート左)
 
5.10台のワイドクラックが中心だった小川山に、2021年突如発表された5.12台のワイドクラック。
現在僕が知る限り日本には6本の5.12台のワイドクラックありますがその内の1本です。
キャメロット5番から6番サイズの前傾したワイドクラックがあなたの来店を待っているでしょう。