クイックドロー(ヌンチャク)の真ん中について

こんにちは、目白店スタッフ荒山です。

今回はクイックドロー(ヌンチャク)の真ん中、上のカラビナと下のカラビナをつなぐスリングについて少し。

                  

お客様から「今持っているクイックドローに追加するのは何が良いですか?」とか、「長さはどのくらいがお勧めですか?」等と聞かれることがあります。

クイックドローの本数が足りている場合は、カラビナはそのまま使うとして(すべて新品入れ替えが好ましいのですが、使えるものは活かしたいという気持ちもあると思うので)、傷み具合や損傷が分かりづらいスリングを交換するだけでもまた新戦力となってくれます。

 

さて、その気になるスリングに注目してみましょう。

 

カタログを見ていると沢山の種類があるクイックドローの中に、超軽量カラビナの上下+細いスペクトラスリングを組にした物を見かけることがあるかと思います。

スペクトラ素材は吸水性が低いので、このタイプのものは沢登りや冬壁、アイスクライミングなどに向いています。

しかし、クリップの時などは細く柔らかい分、ギリギリのクリップ時などはロープから逃げるので、装備の軽量化を最優先するアルパインクライミングや比較的安定した状態でクリップできる時向けになります。スぺクトラスリングが使われているクイックドローは当然カラビナも小型になりますので、クリップしづらいというのもありますし…(日本のレジェンドクライマーでとにかくクッリップが上手いので難なく使用される方もおられますが)。

 

スポーツクライミングユースの場合は選び方のポイントを変えて、クリップが苦手と感じている方などは、軽量化よりも回転しにくい太目のスリングに交換するなど自分仕様にカスタムしてみてはいかがでしょうか?     

 

また、岩場などでロープの流れが悪く、長さももう少し長めのものがあると便利だなとか、使いながら気づくことも多いいので新しいクックドローを買い足さなくても、長めのスリングに交換するのも一つの手です。

                    

Black Diamond社の13mmダイネックスラピッドランナー (本体価格¥2,200)は110cmの長さでアルパインクライミングやアイスクライミングにも良い万能長ヌンチャク(クイックドロー)スリングです。

小さなループ端はカラビナが回転しにくいクリップ側に、大きい方はタイオフして木や岩にプロテクションや支点としても使えるので、軽量ながら色々使えます。

 

 

市販のセットはありませんが、Black Diamond のロゴが入っているドッグボーンランナー(スリング)に交換するとたったの¥759(本体価格)で、あこがれのアダム・オンドラのようにサポートクライマー気分になる事も可能です。

 

スリングの下には回り止めのゴムをお忘れなく。セットは確実におくまでしっかりお間違いなく。

 

クイックドローの中でも目立ちにくいパーツですが、実はとても重要なアイテムであるスリング。ご相談いただければ、カラビナの形状や、スリングのシェイプ、長さなど使用される状況に合わせたお勧めの物をお伝えできると思います。店頭にお越しの際には、お気軽にお声掛けください。

最近はテクノロジーやスタイルが進化して、より良いクイックドローが驚くほどのプライスで発売しているので、いっそのこと全部新調してしまうのもありでしょう。両方を視野に入れてご検討いただければと思います。

※一度でも大きな衝撃を受けたものや、使用履歴の分からないようなギアは、金物やスリングであってもご使用をおやめください。

 

 

 

 

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