子どもはロープに2t以上の強度があるとか、カラビナにも2t以上の強度があり必ず2個以上使うといったように頭で安全性を理解することができません。
そこでトップロープならば安全で楽しいということを実感させていくことです。

ルートを登り終えてヌンチャクの回収も済んだらなら、子どもをロープにぶら下げて吊り上げブランコ大会を開きましょう。
かぶったルートほど楽しめます。

ルートの上に行けない場合は、取り付きの近くにある大きな木の枝から支点をとってぶら下げてあげます。
こうしてロープにハーネスでぶら下がることに慣れさせてから徐々に高いところに行かせてあげるようにします。
最初は傾斜の緩い岩場を、歩いて登ったり降りたりさせるのも岩に慣れるのによい練習になるでしょう。

また、子どもは登っていて両手を目の高さまで引き、両足をかえるのようにあげた状態でセミのように岩に張りついて動けなくなることがよくあります。
これに対応するためにも早めにムーブを教えてあげるとよいでしょう。
小さなボルダーやネットの金網などを使ってねじりのムーブを最初に大人が手取り足取り教えておいてあげると、驚くほど上達が早くなります。

さて子どものボルダリングですが、大人が地面から手を伸ばせば届くくらいの高さ(2-3mくらい)のボルダーが子どもにとって登って面白い高さになります。
この程度の高さの岩はあっちこっちに転がっているものです。
そこにマットを敷いてあげると一日遊ばせてあげることもできます。
大人はそこにシットダウンスタート(尻を着いた状態からスタートするボルダー)のルートを作ると一緒に楽しめるでしょう。

子どものクライミングには必ず親か指導者が常に一緒についていてあげて、安全面に注意しながら行いましょう。