また墜ちたり登ったりしてきました?!! – ’01Newデバイステスト

カラファテスタッフによる最新クライミング用品テスト

去る2001年5月29、30日の両日、以前よりテストを行っている各種ビレイデバイスの2001年Newモデルの使用研究を行いました。

今回テストしたギアは以下のとおりです。

スナップ エイリアン
(販売価格¥2,500)
チューブ型
サイクロプス
(販売価格¥2,000)
チューブ型
オメガパシフィック SBG
(販売価格¥2,970)
チューブ型
コング チュイ
(販売価格¥2,250)
チューブ型
ぺツル ID
(販売価格¥18,800)
オートロック型

※使用ロープはマムート・フラッシュ10.5mm(1年くらい使用したもの)

スナップはフランス製で、見た目もおしゃれなNewブランド。一見頼りなく見える一本ロープ専用のサイクロプスも制動はしっかりかかりロープの流れのコントロールもしやすかったのが印象的でした。ただし、クライマーが一度テンションを入れてしまうと再び登り始めた際にロープを引き出しにくいといったことがあり、組み合わせて使用するカラビナとの相性を研究する必要がありそうです。

オメガは見た目よりもロープの流れが良く、ロープがロックする際もあまり極端でなくノーマルな印象でした。
コングのチュイはロープが入れやすいうえ、ロープのかけかたで+方向、あるいは-方向のどちら向きにも制動をかけることができます。特に+方向で使用する際は僅かな力でロープを固定できるため、トップロープやハングドックしながら登るような時には使いやすくオススメの一品です。

ぺツルのIDはグリグリの大型版で、作業用・救助用として作られたものですが、レバー操作が誰にでも確実にできるため、講習会やクラブでの団体使用向きといえるでしょう。

また、今回は新商品が次々と出ているエイド&アルパインクライミング用品のテストも行いました。ルートのない岩をネイルアップしながらエイダー(アブミ)やデイジーチェーンを実際に使ってみてその使い勝手をテストしてみました。
今回目を引いた新商品としてはメトリウスのアジャスタブルデイジーがあります。これは名前のとおり、長さが調節できるデイジーチェーンで、バックルにより調節が楽に行えるうえ、自己吊り上げ式に引っ張ることができて大変便利でした。

ピトン類では、パイカのトゥーカン(販売価格¥1,500)というフック型ピトンが日本に多いもろい岩でよく効き、安定して使うことができました。クランプナップとアイスフックの刃の部分をナイフブレードにしたような作りになっています。

さらに小さいリスには、同じパイカのオーク(販売価格¥1,300)というバードピーク型のピトンがラープ以上に良く決まることがわかりました。

今回の研修で調子にのったスタッフの一人は、このまま本場へ直行とばかりにヨセミテ行きを決めることになったほど楽しい研修になりました。

また、エイダー(アブミ)の種類別の使い分けや、ぺツル・IDを用いた新しいソロクライミングの方法などもテストしてきましたので、ご来店いただければ各種相談に応じられると思います。

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